surfaceAdd

1.1 surfaceAdd

 

1.1.1 surfaceAdd コマンドとは

  surfaceAdd コマンドとは、2つの表面形状ファイルを1つにまとめるユーティリティです。

  このコマ ンドにより、複数の形状を組み合わせて1つのファイルを作成し、解析を行うことができます。

  ただし、このコマンドは2つの形状を構成する三角形の重複や交差を考慮しません。

  以下は、OpenFOAM のチュートリアル内の表面形状ファイルについて使用した例です。

  tutorials/resources/geometry ディレクトリ内に frange.stl.gz と bullet.stl.gz ファイルがあります。

  この2つの形状 はそれぞれ図1と図2のようになっています。

 

     

図 1: 組み合わせる形状(flange.stl)                 図 2: 組み合わせる形状(bullet.stl)

 

  これを上記の場所で以下のコマンドにより、1のファイルにします。

 

  $ surfaceAdd flange.stl.gz bullet.stl.gz flange-bullet.stl  

 

  作成された表面形状ファイル flange-bullet.stl の形状は図3のようになります。2つの形状が正しく組み合わされていることがわかります。

 

図 3: sufaceAdd 結果(flange-bullet.stl)

 

 

1.1.2 コマンドラインオプション

  surfaceAdd コマンドを実行するには、引数が3つ必要となります。

  最初の2つは、組み合わせる表面形状ファイルを指定します。3つ目の引数は、出力するファイル名となります。

 

  $ surfaceAdd <surfaceFile> <surfaceFile> <output surfaceFile>  

 

  オプションとしては、以下があります。

-case <dir>   ケースディレクトリを指定します。デフォルトでは現在いるディレクトリです。
-mergeRegions リージョンも組み合わせます。
-noFunctionObjects functionObjects を実行しないようにします。
-points <file> 追加で点データを提供します。
-srcDoc ブラウザを用いてソースコードを表示します。
-doc  ブラウザを用いてドキュメントを表示します。
-help ヘルプを表示します。